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墓じまい後の遺骨はどうする?8つの供養・納骨方法と後悔しない選び方

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お墓から取り出した遺骨を、その後どうすればいいの?

墓じまいを考え始めたものの、遺骨の供養・納骨方法に迷ってしまいますよね。

墓じまい後の遺骨をどうするかを決める際に大切なのは、費用だけで決めないことです。少なくとも、次の5点を比べてください。

  • 他の人の遺骨と混ざるか
  • 後から遺骨を取り出せるか
  • 手を合わせに行ける場所が残るか
  • 承継者や日常の管理が必要か
  • 家族・親族が納得できるか

この記事では、墓じまい後に検討できる8つの選択肢を整理し、あなたの希望に合う候補を1〜3つまで絞れるように比較します。

候補が見つかったら、各方法の詳しいガイドや実際の施設情報を確認していきましょうね

先に結論

迷ったときは、「一番安い方法」や「一番人気の方法」ではなく、何を残したいかから考えると選びやすくなります。お参りする場所、個別の遺骨、子どもの負担軽減、自然に還ることなど、あなたが譲れない条件を一つ決めてください。

▶墓じまいそのものの費用・手続き・トラブル対策を知りたい方は、墓じまいのやさしい教科書をご覧ください。

目次

墓じまいした後、取り出した遺骨はどうする?

墓じまいは、墓石を撤去して墓地を返還したらするだけの作業ではありません。

お墓に納められている遺骨を取り出したら、

  • 別の墓地や納骨堂へ移す
  • 散骨する
  • 樹木葬で供養する
  • 手元で供養する
  • 一部を手元供養にして、残りを別の方法で供養する

など、その後の「遺骨の扱い・供養」も考える必要があります。

墓じまい後に選べる8つの供養方法を以下で紹介します

【結論】墓じまいの「その後」8パターンの供養方法(選択肢)

墓じまいのした後の供養方法を、8つの選択肢として紹介します。

墓石のお墓(新規建立)

新しい墓地に墓石を建て、遺骨を納める方法です。

従来と同じように家のお墓とお参りできる場所を残せますが、費用が高くなりやすく、原則として承継やお墓の管理が続きます。

複数のお墓を一つにまとめる「寄せ墓」も、墓石の新規建立に関連する選択肢となります。

永代供養

永代供養とは、家族に代わって、寺院や霊園などが遺骨の管理・供養を担う仕組みです。

承継者がいない方に向いていますが、個別安置できる期間や、その後に合祀されるかどうかは契約によって異なります。

永代供養の費用・流れ・注意点も確認してください。

納骨堂

納骨堂とは、主に建物内で遺骨を収蔵する施設のことです。

ロッカー式、仏壇式、自動搬送式などがあり、駅から近く天候を気にせず参拝できる施設もあります。承継の要否、個別収蔵できる期間、年間管理費は契約ごとに確認が必要です。

納骨堂の詳しい選び方はこちらから確認できます。

樹木葬

樹木葬とは、樹木や草花を墓標(ぼひょう)とする墓地・埋葬形式です。

自然を感じられる場所にお参りでき、承継不要のプランが多い一方、最初から合祀するものや一定期間後に合祀するものもあります。

樹木葬の種類と注意点を確認して選びましょう。

合祀墓(自治体・共同墓など)

合祀墓(ごうしぼ)とは、複数人の遺骨を同じ場所にあわせて納めるお墓のことです。

費用を抑えやすい特徴があり、承継や管理の負担も基本的にありません。

ただし、一度ほかの人の遺骨と混ざると、特定の遺骨だけを取り出すことはできません。

合祀墓で後悔しないための確認点はこちらです。

散骨(海洋散骨など)

散骨とは、遺骨を粉状にし、海などへ散布する方法です。

承継や墓所の管理は不要ですが、遺骨を取り戻すことはできず、一般的なお墓参りの場所も残りません。

地域の条例や周囲への配慮が必要なため、ガイドラインに沿う事業者を選びましょう。

散骨の手続きと注意点もご覧ください。

手元供養

手元供養とは、ミニ骨壺やペンダントなどに遺骨の全部または一部を納め、自宅など身近な場所で供養する方法です。

いつでも手を合わせられますが、将来、自分が管理できなくなった後に誰がどのように扱うかも決めておく必要があります。

手元供養の種類・費用・注意点はこちらです。

送骨(一時預かり・受入納骨)

送骨とは、取り出した遺骨を寺院や霊園などへ郵送する手段です。

送った後の扱いは、一時預かり、個別安置、永代供養、合祀などサービスによって異なります。

「送骨=後から取り出せる」とは限らないため、最終的な供養方法と返還条件を確認してください。

送骨の流れと梱包・契約の注意点も参考にしてください。

永代供養・納骨堂・樹木葬・合祀は”意味合い”が異なる

前章では、8つの供養方法を紹介しましたが、厳密には、意味合いがそれぞれ異なります。

ここを理解すると、「永代供養と樹木葬のどちらにするか」と二者択一で悩む必要がないことが分かります。

言葉どんな意味?具体例
永代供養誰が将来の管理・供養を担うかという仕組み寺院・霊園が家族に代わって管理・供養する
墓石のお墓
納骨堂
樹木葬
どこに、どのような形で納めるか墓石のお墓 → 屋外の墓石
納骨堂 → 屋内施設
樹木堂 → 樹木を墓標とする墓地
個別
集合
合祀
遺骨をどのような状態で納めるか個別 → 骨壺ごと分ける
集合 → 区画を分ける
合祀 → 他の遺骨と一緒にする
散骨遺骨を墓所へ納めず自然へ還す方法海洋散骨など
手元供養自宅など身近な場所で供養する方法ミニ骨壺、ペンダントなど
送骨遺骨を供養先へ届ける手段郵送後に永代供養、合祀、一時保管など

そのため、実際のプランには次のような組み合わせがあります

  • 永代供養付きの樹木葬
  • 永代供養付きの納骨堂
  • 一定期間は個別に安置し、その後は合祀
  • 遺骨の一部は手元供養、残りは海洋散骨
  • 遺骨を送骨し、寺院の合祀墓で永代供養

名称だけで判断せず、「管理する人」「納める場所」「個別安置の期間」「最後に合祀されるか」を分けて確認することが大切です。

永代供養・納骨堂・樹木葬の違いや選び方をくわしく解説しています。

墓じまい後の供養方法8パターン比較表

墓じまい後の供養方法イメージ

費用は地域、人数、施設、区画、契約期間などで大きく変わります。

以下は、令和の墓じまいの調査・各サービス料金等をもとにした目安をもとに、必要な項目を整理したものです。

契約前には必ず、個別の見積もりと規約を確認してくださいね

スクロールできます
方法費用目安他の遺骨と混ざる?後から取り出せる?お参りする場所承継管理負担向いている人
墓石のお墓数十万円〜100万円台基本は混ざらない可能な場合が多いある原則必要高い従来のお墓を残したい
永代供養10万〜100万円プラン次第個別安置中は可能な場合あり
※合祀後は不可
ある場合が多い基本不要低い跡継ぎがいない
納骨堂30万〜100万円プラン次第契約・安置方法次第ある不要の場合が多い低い通いやすさを重視したい
樹木葬10万〜100万円プラン次第合祀後は不可
※個別型も契約次第
ある基本不要低い自然を感じる場所で供養したい
合祀墓数万〜30万円混ざるできないある不要低い費用と承継不要を優先したい
散骨5万〜30万円該当しないできない基本的にない不要ない自然に還ることを望む
手元供養数千円〜数十万円混ざらない手元にある間は可能自宅など家族次第自宅での保管が必要身近で手を合わせたい
送骨数万円程度〜送付後の供養方法次第契約次第施設次第施設次第低い遠方・多忙で持参が難しい
「永代供養」は管理・供養の仕組み、「送骨」は配送手段のため、ほかの行と組み合わせて利用される場合があります。
「取り出せる」とされるプランでも、手数料、期限、改葬手続き、遺骨の状態などに条件が付く場合があります。

永代供養、樹木葬、納骨堂が、次の供養方法として候補に残ったら、次は自宅から通える施設の費用、空き状況、個別安置期間を比べることをおすすめします。

「いいお墓」を使った納骨先の探し方と見学時の注意点も参考にしてください。

希望別|あなたに向いている供養方法は?

あなたやご家族・親族の希望をもとに、向いている供養方法を7パターン紹介します。

費用をなるべく抑えたい

合祀墓や委託型の海洋散骨は、費用を安く抑えやすい選択肢になります。

ただし、どちらも原則として遺骨を取り戻せないのが注意ポイント。

費用の安さだけで決めず、ご家族の承諾と、お参りする場所が必要かを先に確認しましょう。

他の人の遺骨と一緒にしたくない

墓石のお墓、個別型の納骨堂、個別型の樹木葬、個別安置期間のある永代供養墓などが候補になります。

ただし、「個別」と書かれていても、一定期間後に合祀されるプランもあるので注意。

個別安置できる期限と、期限後の遺骨の扱いを契約書で確認することが大切です。

子どもに墓守をさせたくない

永代供養付きの納骨堂・樹木葬・墓所、合祀墓などが候補になります。

なお、「承継不要」と「費用が一切かからない」は同じ意味ではありません。

年間管理費、更新料、納骨時の費用、法要料などの有無も確認しましょう。

お参りする場所を残したい

墓石のお墓、永代供養墓、納骨堂、樹木葬が候補になります。

屋内で参拝しやすい納骨堂、自然の中で手を合わせられる樹木葬など、参拝の仕方は異なります。

今のあなた自身だけでなく、将来お参りするご家族・親族にとって通いやすいかもチェックしておきましょう。

自然に還りたい

樹木葬と散骨が主な候補になります。

樹木葬は墓地として許可された場所に遺骨を納めるため、シンボルツリーなど、お参りする場所(墓標)が残ります。

散骨は墓所を持たず、海などへ遺骨を散布する方法です。

同じ「自然志向」でも、手を合わせる場所を残したいかで選択が分かれます。

まだ決められない

ご家族や親族と話し合っても決められない場合もあるかと思います。

(墓じまいの実施については同意できている場合)取り出した遺骨の「自宅供養」や、一時預かりを行う施設・サービスを検討してください。

送骨サービスを使う場合は、郵送後すぐ合祀される契約もあるため、「保管期間」「返還の可否」「期間満了後の扱い」を申し込み前に確認してください。

墓じまいを先に進めたい場合も、改葬許可の運用は自治体によって異なります。
現在の墓地管理者と、遺骨がある市区町村へ、次の納骨先が未定であることを伝えて相談しましょう。

墓じまい後の供養方法が決まるまで、墓じまいを実施しないのも選択肢です

一部だけ手元に置いておきたい

取り出した遺骨を「分骨」して、一部をミニ骨壺やペンダントで手元供養し、残りを納骨・散骨する方法があります。

家族それぞれが分骨を持つことも可能です。

将来、墓地や納骨堂へ納める可能性がある場合は、必要な分骨証明書を取得・保管してください。

【独自アンケート】実際に墓じまいした人は、その後どの供養を選んだ?

「令和の墓じまい」が墓じまい経験者39名を対象に実施した独自アンケートでは、永代供養を選んだ人が41%で最も多く、新しい墓地での墓石と納骨堂がそれぞれ26%でした。樹木葬、海洋散骨、手元供養はそれぞれ3%です。

令和の墓じまい独自アンケート
調査概要

調査主体:令和の墓じまい
調査方法:ランサーズによるインターネット調査
対象:墓じまい経験者39名
調査時期:2025年9月
設問:墓じまい後に選んだ供養方法

選んだ方法回答割合回答者数(39名)
永代供養41%16名
墓石(新しい墓地)26%10名
納骨堂26%10名
樹木葬3%1名
散骨(海洋散骨)3%1名
手元供養3%1名
散骨(海洋散骨以外)0%0名
その他0%0名
※割合は小数点以下を丸めているため、合計が100%にならない場合があります。

※本調査は39名の回答であり、全国の選択割合を示すものではありません。

「多数派だから正解」ではなく、実際の選択例として参考にしてください

墓じまい後の8つの供養方法をそれぞれ解説

ここからは、8つの供養方法について「どんな方法か」「費用感」「最大のメリット」「最大の注意点」「向いている人」に絞って解説します。

墓石のお墓(新規建立)

新しい場所に墓石を建て、遺骨を移す方法です。

自宅の近くへ移転すれば、お参りの負担を減らしながら、従来のお墓の形を残せます。費用は区画、石材、基礎工事、納骨人数などで大きく変わり、数十万円から100万円台が目安です。

  • 最大のメリットは、家族ごとの墓所と参拝場所が明確に残ること
  • 注意点は、墓地の使用料や年間管理費がかかり、将来の承継者も必要になること

遠方のお墓を近くへ移したい人や、親族が従来型のお墓を望む家庭に向いています。

永代供養

永代供養は、寺院・霊園などが家族に代わって管理・供養する仕組みで、費用の目安は10万〜100万円です。

合祀型、集合型、個別型などがあり、納骨堂や樹木葬に永代供養が付くこともあります。

  • 最大のメリットは、承継者がいなくても利用しやすいこと
  • 最大の注意点は、「永代供養」という名称だけでは遺骨の納め方が分からないこと

個別安置できる期間、合祀される時期、合祀前に返還できるかどうか、追加費用まで確認しましょう。

納骨堂

納骨堂とは、屋内を中心とした施設に遺骨を収蔵する方法で、費用は30万〜100万円が目安です。

ロッカー式、仏壇式、自動搬送式などがあり、交通の便がよい施設も少なくありません。

  • 最大のメリットは、天候に左右されにくく、お参りしやすいこと
  • 注意点は、契約期間後に合祀される場合や、年間管理費・更新料がかかる場合があること

アクセスを重視する人、屋外のお墓の手入れを減らしたい人に向いています。

樹木葬

樹木葬とは、樹木や草花を墓標とする墓地へ遺骨を納める方法で、費用は10万〜100万円が目安です。

里山型、公園型、庭園型などがあり、個別区画、共同区画、合祀型など納め方も異なります。

  • 最大のメリットは、自然を感じられる場所に参拝先を残しながら、承継の負担を抑えやすいこと
  • 注意点は、遺骨を土に直接埋蔵するプランや合祀型では取り出せないこと

自然志向で、定期的に手を合わせる場所も欲しい人に向いています。

合祀墓(自治体・共同墓など)

合祀墓(ごうしぼ)とは、ほかの人の遺骨と一緒に納めるお墓で、費用は数万〜30万円が目安です。

寺院・霊園だけでなく、自治体が運営する合葬墓などもあります。利用条件や募集時期は施設ごとに異なります。

  • 最大のメリットは、費用と将来の管理負担を抑えやすいこと
  • 最大の注意点は、納骨後に個人の遺骨だけを取り出せないこと

費用を優先したい人や承継者がいない人に向きますが、家族全員が合祀を理解し、納得してから決めましょう。

散骨(海洋散骨など)

散骨とは、遺骨を粉状にして海などへ散布する方法で、費用は5万〜30万円が目安です。

事業者へ委託する方法、家族が乗船する方法、複数家族で船を利用する方法などがあります。

  • 最大のメリットは、墓所を持たず自然へ還るという希望をかなえやすいこと
  • 注意点は、散骨した遺骨を取り戻せず、一般的なお墓参りの場所も残らないこと

厚生労働省の事業者向けガイドラインでは、焼骨を粉状に砕くこと、関係者の宗教的感情や周辺環境へ配慮することなどが示されています。

自治体独自の条例・指針もあるため、実施場所のルールを確認し、適切な事業者へ依頼しましょう。

手元供養

手元供養とは、遺骨の全部または一部を自宅などで供養する方法です。

ミニ骨壺、ペンダント、オブジェなど選択肢があり、費用は数千円から数十万円が目安です。

  • 最大のメリットは、故人を身近に感じ、いつでも手を合わせられること
  • 注意点は、保管する人が亡くなったり、管理できなくなったりした後の行き先です

残された家族が困らないよう、「最終的に誰が引き継ぐか」「納骨・散骨するか」を書面で残しておくと安心です。

送骨(一時預かり・受入納骨)

送骨とは、遺骨を郵送で寺院・霊園などへ届ける手段で、費用は数万円程度からが目安です。

遠方で持参できない場合に便利ですが、送付後の供養方法は事業者ごとに異なります。

  • 最大のメリットは、遠方・多忙・身体的事情があっても手続きを進めやすいこと
  • 注意点は、送付した時点で返還不可となる契約や、その後すぐに合祀される契約があること

受入先の運営主体、納骨方法、返還条件、保管期間、追加費用、配送方法を、申し込み前にかならず確認してください。

【重要】次の供養先を決める前に確認したい5つのこと

次の供養先って、ひとりで何となく決めてもいいよね!

「令和の墓じまい」としては、墓じまい後の供養先を「しっかり考えて」決めていただきたいです。

そこで、この章では、次の供養先を決める前に確認すべき5つのポイントを整理します。

次の供養先を決める前に確認したいポイント
  • 家族・親族の意向
  • 遺骨が合祀されるタイミング
  • 遺骨を取り出せるか
  • 年間管理費・追加費用
  • 運営主体・契約内容

1.家族・親族の意向

遺骨の扱いは、あなたの想いや費用だけで割り切れない大切な決断です。

とくに、合祀や散骨すると二度と元に戻せないため、独断で進めると後悔や親族間トラブルにつながります。

「お参りする場所は必要か」「他の遺骨と一緒でもよいか」「分骨を希望する人がいるか」を早めに話し合いましょう。

2.遺骨が合祀されるタイミング

「個別墓」「個別納骨」と表示されていても、7年、13年、33年など一定期間後に合祀される契約があります。

期間の起算日、延長の可否と費用、合祀前の連絡の有無、合祀後の供養方法をかならず確認してください。

3.遺骨を取り出せるか

合祀や散骨した後は、原則として遺骨を戻すことはできません。

納骨堂などで個別に安置されていても、施設の構造や規約により返還できない場合もあります。

「返還可能」という口頭説明だけでなく、期限、手数料、必要書類、粉骨の有無を契約書で確認しましょう。

4.年間管理費・追加費用

たいせつな”お金”の話です

まずは、初期費用に含まれる範囲を確認します。

年間管理費、更新料、個別安置の延長料、納骨料、彫刻料、法要料、遺骨の取り出し料などが別途かかる場合があります。

複数人の遺骨を納める予定なら、1人追加するごとの費用も確認しておきましょう。

5.運営主体・契約内容

寺院、宗教法人、公益法人、自治体など、誰が墓地・納骨堂を運営し、誰が販売や管理を担うのかを確認します。

宗旨・宗派の条件、利用できる人の範囲、施設が閉鎖・承継された場合の扱い、解約・返金条件まで読みましょう。

重要事項はパンフレットだけでなく契約書に記載されているか確認してください

実際の納骨先・供養サービスを探す方法

これまでの内容をふまえて、供養先の候補が1〜3つに絞れたら、実際の施設・サービスを比較します。

最初から一つの霊園に決めず、同じ条件で2〜3件を見比べると違いが分かりやすくなります

  • 自宅からの所要時間と交通手段で候補地域を決める
  • 希望する供養方法と予算で検索する
  • 個別安置期間、合祀時期、年間管理費を資料で確認する
  • 2〜3施設を見学し、参拝方法や現地の管理状態を見る
  • 家族と契約内容を共有してから申し込む

永代供養墓・樹木葬・納骨堂は、同じ地域でも費用や個別安置期間が異なります。

いいお墓」では地域や供養方法から候補を探せるため、まず複数施設を比較したいときに使いやすいサービスです。

リンク先で資料請求・見学予約ができます。

広告上の順位や表示だけで決めず、資料請求と現地見学で契約条件を確かめましょう。

墓じまい後の納骨先の探し方|「いいお墓」の活用法と見学時の注意点

以下の供養方法についてもくわしく解説した記事があります

▶手元供養:手元供養の商品・サービスを比較したい方はこちら

▶送骨:送骨サービスの仕組みや選び方はこちら

墓じまい後の遺骨についてよくある質問【FAQ】

墓じまい後の遺骨を自宅に置いても大丈夫?

焼骨を骨壺などに納めて自宅で安置すること自体を禁止する規定はありません。

ただし、自宅の庭など、墓地として許可されていない場所へ埋めることは墓地、埋葬等に関する法律で禁止されています。

将来、墓地や納骨堂へ納めるときに必要となる書類があるため、現在の墓地管理者と自治体に相談し、改葬許可証や遺骨引渡証明書などを大切に保管してください。

次の納骨先が決まっていなくても墓じまいできる?

自宅安置を目的に遺骨を取り出す場合、法令上の「改葬」に当たらないと案内する自治体があります。

一方、別の墓地・納骨堂への移動を前提に一時的に自宅へ置く場合は、改葬手続きが必要とされます。

申請書類や運用には自治体差があるため、墓石を撤去する前に、遺骨が現在ある市区町村へ確認してください。

遺骨を分けて別々の方法で供養できる?

できます。

一部を手元供養にし、残りを納骨または散骨するなどの組み合わせが可能です。

分骨した遺骨を別の墓地・納骨堂へ納める場合は、元の墓地・納骨堂・火葬場の管理者が発行する証明書が必要です。

永代供養を選ぶと遺骨は取り出せない?

必ず取り出せないわけではありません。

個別に納骨していれば返還できる施設もありますが、合祀後はほかの人の遺骨と混ざるため取り出せません。永代供養という名称ではなく、納骨方法、個別安置期間、合祀時期、返還条件を確認してください。

墓じまいした遺骨を散骨しても大丈夫?

墓地、埋葬等に関する法律には、散骨を直接禁止する規定はありません。

ただし、どこでも自由に散骨できるわけではありません。

自治体の条例・指針、土地や海域の管理者のルール、周辺住民や漁業・観光への配慮が必要です。遺骨を粉状にし、厚生労働省のガイドラインなどに沿って行う事業者へ相談しましょう。

一番費用が安い供養方法は?

一般的には、合祀墓や委託型の散骨が安くなる傾向にあります。

ただし、自治体の合葬墓には居住・親族・募集時期などの条件がある場合があります。また、粉骨、郵送、納骨、法要などを含めた総額で比べる必要があります。安さだけでなく、遺骨を戻せるか、お参りする場所が残るかも確認してください。

跡継ぎがいない場合はどの供養方法がいい?

永代供養付きの納骨堂・樹木葬・墓所、合祀墓、散骨などが候補になります。

お参りする場所を残したいなら納骨堂・樹木葬・永代供養墓、残す必要がないなら散骨も検討できます。

承継不要でも年間管理費が発生する契約があるため、契約終了までの費用と最終的な遺骨の扱いを確認しましょう。

墓じまい後の供養・納骨方法【まとめ】「何を残したいか」から選ぼう

墓じまい後の遺骨には、次の8つの選択肢があります。

8つの選択肢
  • 墓石のお墓
  • 永代供養
  • 納骨堂
  • 樹木葬
  • 合祀墓
  • 散骨
  • 手元供養
  • 送骨

ただし、永代供養は管理・供養の仕組み、納骨堂や樹木葬は納める場所・形式、合祀は遺骨の納め方、送骨は配送手段です。複数を組み合わせることもできます。

候補を選ぶ前に、あなたとご家族で何を残したいのかを一緒に話し合ってください

  • 手を合わせに行ける場所を残したい
  • 遺骨を個別の状態で残したい
  • 子どもに墓守の負担を残したくない
  • 自然に還りたい
  • 自宅の近くで供養したい
  • 一部だけでも身近に置いておきたい

どうしても譲れない条件が決まったら、8つの中から候補を1〜3つに絞れます。そのうえで、合祀の時期、ご遺骨を取り出せるかどうか、総費用、運営主体、ご家族の意向を確認しましょう。

一番安い方法や一番人気の方法が、あなたの家族にとっての正解とは限りません。

何を残したいか」を基準に選ぶことが、墓じまい後の後悔とトラブルを減らす第一歩です。

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