
永代供養と樹木葬、納骨堂って何が違うの?
墓じまい後の納骨先を探し始めると、この3つの言葉をよく見かけますよね。
でも実は、永代供養・樹木葬・納骨堂は、それぞれ違った意味合いをしています。
先にお伝えしたいのは、永代供養・樹木葬・納骨堂の中に、誰にでも当てはまる「一番」があるわけではないということです。
- お参りしやすさを大切にしたい
- ご遺骨をできるだけ個別に残したい
- 子どもへお墓の管理を引き継がせたくない

あなたとご家族が何を大切にしたいかによって、選択は変わります
難しく考えなくて大丈夫です。この記事でそれぞれの違いを整理したうえで、あなたとご家族に合う選び方を一緒に見ていきましょう。
▶墓じまい後に検討できる供養方法の全体像を知りたい方は、先に墓じまい後の遺骨はどうする?8つの供養・納骨方法と後悔しない選び方をご覧ください。
永代供養・樹木葬・納骨堂は何が違う?
永代供養・樹木葬・納骨堂の違いを理解するには、それぞれが「何を表す言葉なのか」を知ることが大切です。
- 永代供養=家族に代わって管理・供養してもらう仕組み
- 樹木葬=樹木や草花を墓標とするお墓・埋葬のかたち
- 納骨堂=建物などの中にご遺骨を納める施設・納骨のかたち

永代供養付きの樹木葬や納骨堂もあるってことなんだね
その通りで、「永代供養にするか、樹木葬にするか」と、必ずしも二者択一で考える必要はありません。
たとえば、寺院や霊園が将来にわたって管理する樹木葬なら、「永代供養付き樹木葬」です。管理を任せられる納骨堂なら、「永代供養付き納骨堂」と呼ばれることがあります。

もう少し細かく整理してみましょう
| 確認すること | 選択肢の例 |
|---|---|
| 誰が管理・供養する? | 家族、寺院、霊園など |
| どこに納める? | 墓石のお墓、樹木葬、納骨堂など |
| どのように納める? | 個別、集合、合祀など |
| いつまで個別にする? | 期限なし、7年、13年、33年など |
なお、納骨堂は、法律上も「他人の委託を受けて焼骨を収蔵するための施設」と定められています。
(墓地、埋葬等に関する法律(厚生労働省))
一方、永代供養は施設の種類ではなく、寺院や霊園などが家族に代わって管理・供養する仕組みを表す言葉です。
そのため、名称だけで選ぶのではなく、次の4点を分けて確認しましょう。
- 管理するのは誰か
- ご遺骨をどこへ納めるか
- 個別に納められる期間はいつまでか
- 最終的に合祀されるか
永代供養・樹木葬・納骨堂を比較
永代供養・樹木葬・納骨堂、それぞれの違いが分かったところで、実際に選ぶときに気になる項目を比べてみましょう。
ここからは、実際の納骨先として比べられるよう、「永代供養墓・樹木葬・納骨堂」の3つを比較します。
| 比較項目 | 永代供養墓 | 樹木葬 | 納骨堂 |
|---|---|---|---|
| 主な特徴 | 寺院・霊園などが管理・供養する | 樹木や草花を墓標とする | 建物などの施設内へ納骨する |
| 費用の目安 | 合祀型は数万円台~ 個別型は十数万円〜100万円超 | 10万〜100万円程度 | 10万円台〜100万円超 |
| 承継者 | 基本的に不要 | 不要のプランが多い | 不要のプランが多い |
| お参りする場所 | ある | ある | ある |
| 屋内・屋外 | 屋外が中心。屋内型もある | 主に屋外 | 主に屋内 |
| ご遺骨の個別性 | プランによる | プランによる | プランによる |
| 将来の合祀 | あり得る | あり得る | あり得る |
| ご遺骨の取り出し | 個別安置中は可能な場合がある ※合祀後は不可 | 埋葬方法・契約による | 個別収蔵中は可能な場合がある ※合祀後は不可 |
| 年間管理費 | 施設・契約による | 施設・契約による | 施設・契約による |
| 向いている人 | 承継負担を減らしつつ、お墓らしい場所を残したい人 | 自然を感じられる場所で供養したい人 | 通いやすさや屋内参拝を重視する人 |
また、費用や条件は施設ごとに異なるため、必ず資料や契約書でご確認ください。

3つの中で費用が一番安いものを、方法名だけで決めることはできません
合祀型の永代供養墓は費用を抑えやすい一方、個別墓タイプでは100万円を超えることがあります。樹木葬や納骨堂も、個別区画の広さ、納骨できる人数、設備などで金額が変わります。
費用を比べるときは、最初に支払う金額だけでなく、次の費用まで含めて確認しましょう。
- 年間管理費
- 納骨料
- 彫刻料
- 個別安置の延長料
- 法要料
- ご遺骨を取り出すときの費用
- 契約終了後の合祀費用
【希望別】あなたとご家族に合うのはどれ?
ここからは、何を大切にしたいかに合わせて候補を絞っていきます。
「この方法が一番人気だから」「この方法が一番安いから」ではなく、あなたとご家族の暮らしや気持ちに合うかを考えてみてください。
自然を感じられる場所で供養したい
自然の中で手を合わせたい方には、樹木葬が候補になります。
樹木葬は、墓石の代わりに樹木や草花などを墓標やシンボルとするお墓・埋葬のかたちです。里山を活かしたもの、霊園内にシンボルツリーを設けたもの、庭園のように整備されたものなどがあります。

ただし、「樹木葬=必ずご遺骨が土に還る」とは限りません
骨壺のまま納める樹木葬や、一定期間は個別区画で供養した後に合祀する樹木葬もあります。
自然に還ることを大切にしたい場合は、次の点を確認してください。
- ご遺骨を骨壺から出すか
- 土へ直接納めるか
- 個別区画か共同区画か
- 一定期間後に合祀されるか
- 合祀後もお参りできる場所が残るか
樹木葬の種類や注意点は、墓じまい後の樹木葬|費用・手続き・失敗しない選び方で詳しく解説しています。
天候を気にせず通いやすさを重視したい

近年の酷暑のなかお参りするのが難しくて…
夏の暑さや雨、雪などの天候を気にせずお参りしたい方には、納骨堂が候補になります。
納骨堂は主に屋内にあるため、天候の影響を受けにくいことが特徴です。都市部では駅から近い施設もあり、車を運転しない方や高齢のご家族も通いやすい場合があります。
ただし、すべての納骨堂が駅近とは限りません。また、開館時間や休館日が決められている施設もあります。
見学するときは、次の点を確認しましょう。
- 最寄り駅やバス停からの距離
- 坂道や階段の有無
- エレベーターや休憩場所
- 参拝できる時間・休館日
- お花やお線香を供えられるか
- 混雑時のお参り方法
納骨堂の種類や費用については、墓じまい後の納骨堂|費用・手続き・メリットと注意点をご覧ください。
従来のお墓に近い形で管理だけ任せたい
「墓石のある場所へお参りしたい。でも、子どもに管理を任せたくない」という方には、個別墓タイプの永代供養墓が候補です。
永代供養墓には、ほかの人のご遺骨と一緒に納める合祀型だけでなく、家族ごとの区画や墓石を持てる個別型もあります。
従来のお墓に近いかたちを残しながら、将来の管理や供養を寺院・霊園などへ任せられることが特徴です。
ただし、個別区画を永久に利用できるとは限りません。13年、33年などの契約期間が終わると、合祀墓へ移されるプランもあります。
墓石の有無だけでなく、個別安置の期間と、その後のご遺骨の扱いを確認してください。
詳しくは、墓じまい後の永代供養|費用・流れ・メリットと注意点で解説しています。
子どもへ墓守を引き継がせたくない

子どもにお墓を負担させたくないんだけど、、、
この希望を叶えるのは、永代供養墓・樹木葬・納骨堂の3つすべてが候補になります。
永代供養付きのプランであれば、寺院や霊園などがお墓の管理・供養を担うため、家族が代々お墓を引き継がなくても利用できる場合が多いからです。
ただし、「承継者不要」と「家族に何もしてもらわなくてよい」は同じではありません。
契約者が亡くなった後の連絡先や、年間管理費の支払い、住所変更の届出などを家族へお願いする契約もあります。

申し込み前に、施設へ次のように確認すると安心です
「私が亡くなった後、家族にはどのような手続きや費用負担が残りますか?」
回答が曖昧な場合は、契約書ではどう定められているのかも確認してみてください。
ご遺骨をできるだけ個別に残したい
ご遺骨をほかの人と一緒にしたくない場合は、方法名ではなく「個別 安置期間」を確認してください。
永代供養墓、樹木葬、納骨堂のどれにも、個別型と合祀型があります。また、最初は個別でも、契約期間が終わると合祀されるプランがあります。

確認したいのは、次の4点です
- 個別で納められる期間
- 期間を延長できるか
- 延長費用はいくらか
- 合祀前にご遺骨を取り出せるか
「個別納骨」と案内されていても、それだけでは十分ではありません。
いつまで個別なのか。その後どこへ移されるのか。合祀前に家族へ連絡があるのか。契約書で確認しましょう。
ご家族がお参りしやすいことを優先したい
お参りのしやすさは、永代供養墓・樹木葬・納骨堂という名称だけでは決めることはできません。
自宅から近い屋外の永代供養墓の方が、遠方の納骨堂より通いやすいこともあります。駅から近い樹木葬や、駐車場から参拝場所まで距離がある納骨堂もあります。
ご家族がお参りしやすいかどうかは、次の条件で比べてください。
- 自宅からの所要時間
- 電車・バス・車での行き方
- 駐車場の有無
- 坂道や階段の有無
- 屋内・屋外
- 参拝できる曜日と時間
- お花やお線香のルール
- 車いすでもお参りできるか
今の通いやすさだけでなく、10年後、20年後も無理なく通えるかを考えることが大切です。
永代供養・樹木葬・納骨堂の特徴をそれぞれ解説
それぞれの特徴を、もう少し詳しく見ていきましょう。
永代供養(えいたいくよう)とは
永代供養とは、家族に代わって寺院や霊園などがご遺骨を管理し、供養する仕組みです。
「永代」という言葉から、同じ場所で永久に個別供養してもらえると思うかもしれません。しかし、永代供養は必ずしも「永久に個別」という意味ではありません。

永代供養でも、ずっと個別に納骨されるとは限らないんだね
一定期間は骨壺や個別区画で供養し、期間終了後に合祀する契約も多くあります。最初からほかの人のご遺骨と一緒に納める合祀型もあります。
永代供養墓の主な特徴は次のとおりです。
- 承継者がいなくても利用しやすい
- 寺院・霊園などへ管理を任せられる
- 合祀型から個別墓型まで種類がある
- お参りする場所を残せる
- 個別安置の期間が決められている場合がある
- 合祀後はご遺骨を取り出せない
永代供養を検討するときは、供養の回数や方法だけでなく、個別安置の期間と最終的な納骨先を確認してください。
樹木葬(じゅもくそう)とは
樹木葬とは、墓石の代わりに樹木や草花などを墓標やシンボルとするお墓・埋葬のかたちです。。
一人ずつ区画を分けるもの、夫婦や家族で利用するもの、大きな樹木の周囲へ複数人を納めるものなどがあります。
自然の中で供養でき、承継不要のプランが多いことから、墓じまい後の納骨先として選ばれています。
一方で、同じ「樹木葬」でも景観や納骨方法は大きく異なります。自然豊かな里山型だけでなく、都市部の霊園に整備された公園型や庭園型もあります。
樹木葬の主な特徴は次のとおりです。
- 樹木や草花を墓標にできる
- 自然を感じられる場所で供養できる
- 承継不要のプランが多い
- 個別型・共同型・合祀型がある
- 一定期間後に合祀される場合がある
- 土へ直接納めるとは限らない
「自然に還りたい」という希望がある場合は、見た目だけではなく、ご遺骨をどのような状態で納めるのかまで確認しましょう。
納骨堂(のうこつどう)とは
納骨堂とは、預かったご遺骨を収蔵するための施設です。主に建物内にあり、骨壺のまま納められる施設も多くあります。
ロッカー型、仏壇型、自動搬送型、位牌型など、さまざまなバリエーションがあるのが特徴です。
都市部では駅から近い施設もあり、雨や雪、夏の暑さを避けてお参りしやすいことが特徴です。
納骨堂の主な特徴は次のとおりです。
- 屋内でお参りできる施設が多い
- 駅から近い施設もある
- お墓の掃除や草むしりが不要
- 骨壺ごと個別に収蔵できる場合がある
- 年間管理費がかかる場合がある
- 契約期間後に合祀される場合がある
納骨堂は建物や設備を使用するため、運営主体や長期的な管理体制も重要です。
施設の見た目だけでなく、修繕・閉鎖時の対応、契約終了後のご遺骨の扱いも確認しましょう。
契約前に、ご家族で確認してほしい5つのこと
大切なご遺骨を納骨する施設の契約は、費用や見た目だけで決めるべきではありません。
とくに、合祀された後は、特定のご遺骨を取り出すことは不可能になります。あとから変えられない条件ほど、契約前に家族で確認しておきましょう。
契約する前に、かならず確認してほしい5つのこと
1.最終的に合祀されてもよいか
合祀(ごうし)とは、複数人のご遺骨を同じ場所へ合わせて納めることです。
一度ほかの人のご遺骨と混ざると、特定のご遺骨だけを取り出すことはできません。

粉骨したご遺骨が複数混ざりあうイメージです
永代供養墓、樹木葬、納骨堂のいずれでも、最終的に合祀されるプランがあります。
本人だけでなく、ご家族やご親族にも合祀の意味を伝え、納得できるか話し合ってください。
2.個別に納骨される期間
個別安置には、7年、13年、33年などの期間が設定されている場合があります。
確認するのは年数だけではありません。
- いつから期間を数えるのか
- 期間終了前に連絡があるか
- 個別期間を延長できるか
- 延長費用はいくらか
- 期間終了後はどこへ合祀されるか
口頭説明だけでなく、契約書にも記載されているか確認しましょう。
3.お参りする場所と方法
実際にどこで、どのようにお参りするのかを確認します。
個別区画の前で手を合わせられる施設もあれば、共同の参拝スペースからお参りする施設もあります。

納骨場所へ家族が直接入れないこともあります
お花、お線香、飲食物のお供え、ペット同伴、開館時間などのルールも施設によって異なります。できれば現地を見学し、普段のお参りを想像してみてください。
4.総額を誰が負担するか
最初に支払う使用料だけでなく、将来必要になる費用まで確認します。
- 年間管理費
- 納骨料
- 彫刻料
- 法要料
- 個別安置の延長料
- 合祀料
- ご遺骨の取り出し料
- 追加で家族を納骨する費用
年間管理費がある場合は、誰がいつまで支払うのかも決めておきましょう。
「永代供養だから、最初に払えば今後は一切かからない」とは限らないことを、頭に入れておいてくださいね。
5.ご家族・ご親族が納得しているか

契約してから家族に相談するって、遅いのかな?

遅いです(キッパリ)
なぜなら、一度合祀されると、あとから元に戻せないケースがあるからです。
だからこそ「令和の墓じまい」としては、墓じまいを進める前に、次の供養先までできるだけ話し合っておくことをおすすめしているのです。
話し合うときは、いきなり「樹木葬に決めた」「納骨堂にする」と結論を伝えるのではなく、なぜ墓じまいを考えているのかから共有してみてください。
- お墓を継ぐ人がいない
- 遠くてお参りが難しい
- 子どもへ管理負担を残したくない
- 自宅の近くへ移したい
- 今後の費用を分かりやすくしたい
事情を共有したうえで、候補施設の資料や写真を一緒に見ると、話し合いやすくなります。
▶ 【86人に聞いた】墓じまい、お寺と親族にどう伝える? ─トラブルを防止する”切り出しの台本”全集
候補が決まったら、実際の施設を比較してみよう

私たちは、通いやすい納骨堂か樹木葬が合いそう
このように、墓じまい後の供養方法候補が1〜2種類まで絞れたら、次はご自宅から通える施設を2〜3か所ほど比べてみましょう。
同じ樹木葬や納骨堂でも、費用、個別安置の期間、合祀の時期、お参り方法は施設ごとに違います。
資料を見るときは、次の項目を同じ条件で比べると判断しやすくなります。
| 確認項目 | チェックする内容 |
|---|---|
| 立地 | 自宅からの時間、交通手段、坂道、駐車場 |
| 費用 | 初期費用、管理費、追加費用、合祀費用 |
| 納骨方法 | 個別、共同、合祀、骨壺のままか |
| 個別期間 | 期間、延長の可否、延長費用 |
| お参り | 参拝場所、時間、供花・線香のルール |
| 承継 | 契約者が亡くなった後の手続き |
| 運営 | 運営主体、管理体制、閉鎖時の対応 |

と言っても、資料だけでは分からないこともありますよね
そこで、実際に現地を見学すると、駅からの距離、坂道、施設の清掃状態、職員の対応、周辺の雰囲気などを自分の目で確かめられます。
お参りする可能性があるご家族と一緒に見学できれば、契約後の「思っていた場所と違った」という後悔も減らせます。
墓じまい後の納骨先を探す手順や、見学時の注意点は、次の記事で詳しく解説しています。
▶ 墓じまい後の納骨先はどう探す?「いいお墓」の活用法と見学時の注意点
永代供養・樹木葬・納骨堂についてよくある質問
樹木葬にも永代供養はありますか?
あります。
寺院や霊園などが家族に代わって管理・供養する樹木葬は、一般に「永代供養付き樹木葬」などと案内されています。
ただし、永代供養の内容や個別安置の期間、最終的な合祀方法は施設ごとに異なります。
納骨堂にも永代供養はありますか?
あります。
承継者を必要とせず、寺院や霊園などが管理・供養する納骨堂もあります。
一方、家族による承継や年間管理費の支払いが必要な契約もあるため、「納骨堂=すべて承継不要」とは限りません。
永代供養にすると必ず合祀されますか?
最初から合祀されるとは限りません。
個別墓や骨壺ごとの集合型など、一定期間は個別に供養するプランもあります。
ただし、契約期間が終わると合祀される場合があります。合祀後はご遺骨を取り出せないため、合祀の時期を必ず確認してください。
樹木葬と納骨堂はどちらが安いですか?
方法名だけでは判断できません。
樹木葬にも合祀型から家族用の個別区画まであり、納骨堂にも位牌型、ロッカー型、自動搬送型などがあります。
費用を比べるときは、利用人数と個別安置期間をそろえ、年間管理費や納骨料を含めた総額で比較しましょう。
納骨後にご遺骨を取り出すことはできますか?
契約と納骨方法によって異なります。
骨壺ごと個別に納められている期間は、取り出せる場合があります。一方、土へ直接納めた後や、ほかの人のご遺骨と一緒に合祀された後は、原則として取り出せません。
返還の条件、手数料、必要な手続きを契約前に確認してください。
跡継ぎがいなくても利用できますか?
永代供養付きのプランであれば、跡継ぎがいなくても利用できる場合が多くあります。
永代供養墓、樹木葬、納骨堂の3つすべてが候補になります。
ただし、緊急連絡先や契約者死亡後の手続きを行う人が必要な施設もあるため、申し込み条件を確認しましょう。
永代供養・樹木葬・納骨堂の違い【まとめ】ご家族のこれからで選ぼう
この記事で整理してきたように、永代供養・樹木葬・納骨堂は、同じ分類の言葉ではありません。
そのため、永代供養付きの樹木葬や納骨堂もあります。

3つの中に、誰にでも当てはまる「正解」もありません
あなたとご家族が、これからどうお参りしたいのか。ご遺骨をどのように残したいのか。次の世代へ何を引き継ぎたいのか、引き継ぎたくないのか。
まずは、そこから一緒に話し合ってみてください。
候補が決まったら、個別安置の期間、合祀の時期、総額、通いやすさを比べ、できれば現地を見学しましょう。
何を残したいのかをご家族で確かめてから選ぶことが、墓じまい後の後悔を減らす第一歩です。
