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墓じまいして納骨堂で供養する流れ|費用やメリット&デメリットを解説!

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墓じまい 納骨堂 サムネイル
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  • 墓じまいして納骨堂に供養する方法は?
  • 墓じまいして納骨堂に供養するまでの費用は?
  • 納骨堂で供養するメリット&デメリットは?

墓じまいしたあと、遺骨をどこで供養すればいいの?

墓じまいを検討している方なら、一度は迷ってしまうポイントですよね。


近年、おすすめの供養方法として広まっているのが納骨堂です。

納骨堂に遺骨を納骨すれば、猛暑でも大雨でも、快適にお参りすることが可能になるのです。

しかし一方で、納骨堂にはいくつか種類があったり、費用・相場がわからないので迷いやすいのも事実。

そこで本記事では、墓じまいして納骨堂に供養する方法や費用、メリット&デメリットなどを解説します。

目次

納骨堂とは?

納骨堂とは、遺骨を納めるために作られた屋内施設のことです。

いわば墓石のないお墓のような施設が納骨堂です。

遺骨の入った骨壺をそのまま収蔵できるのが特徴で、ひとつの施設にたくさんの収蔵スペースがあります。

一般的なお墓が「一軒家」なら、納骨堂は「マンション」のようなイメージです。

納骨堂と永代供養との違い

納骨堂と永代供養はまったくの別物です。

納骨堂遺骨を納める施設のこと
永代供養お寺が遺族の代わりに遺骨を管理する供養方法のこと
納骨堂と永代供養の違い

納骨堂は”施設”を、永代供養は”供養方法”をそれぞれ意味します。

納骨堂を利用する人のほとんどが永代供養を希望するので、「納骨堂=永代供養」というイメージが一般的に強くなっています。

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墓じまいして納骨堂を選ぶメリット【3選】

墓じまいして納骨堂を選ぶメリットは以下の3つです。

1.アクセス抜群のところが多い

納骨堂は都心部に数多く構えられており、最寄り駅からアクセス抜群のところも多いです。

車をもっていなくても、高齢になっても、お参りしやすいのが納骨堂の最大のメリットなんです。

公共交通機関が発達している場所にあることが多いので、山奥の墓地のように急坂をのぼる必要もないですよ。

2.季節・天候に左右されない

納骨堂は屋内施設なので、季節や天候を気にせずお参りできるのがメリットです。

40度近い猛暑でも、納骨堂の施設内は冷房が効いているので安心。

大雨や強風など、気候変動の激しい日本ですが、納骨堂であれば傘をさす必要もありませんよ。

3. 管理の手間が少ない

従来型のお墓だと、墓石の掃除や周辺の草むしりをする手間がかかります。

また、お墓が遠方にある場合、年に一度のお参りが限界なので手入れが滞ってしまいます。

しかし、納骨堂に納骨すれば、お墓の管理をする必要があります。

管理費さえ支払えば、施設の管理者がすべて管理してくれるのがメリットです。

「お墓を管理しなければいけない」という心理的負担から解放されるのが嬉しいポイントです。

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墓じまいして納骨堂を選ぶデメリット【3選】

墓じまいして納骨堂を選ぶデメリットは以下の3つです。

1. 他の遺骨と合祀される可能性がある

納骨堂の契約期間には期限があります。

未来永劫、遺骨を預かってもらえるわけではないのがデメリットです。

契約期間がおわったら、最終的に他の遺骨と合祀されてしまう可能性があるのです。

他の遺骨と合祀されると遺骨を二度と取り出せなくなるので、合祀を避けたい方は遺骨を他の場所へ移すなどの対策が必要です。

2. 納骨するスペースが狭い

納骨堂のタイプにもよりますが、納骨堂はスペースが限られている場合が多いのがデメリットです。

そのため、先祖代々もしくは親族一同といった、多数の遺骨を納めるのには向いていません。

納骨堂は夫婦2人分や家族分の遺骨を納めるには最適ですよ。

3. 混雑する時期がある

お参りする場所が共用になっている納骨堂では、お盆やお彼岸などは混雑してしまいます

繁忙期は順番待ちになるため、ゆっくり落ち着いてお参りするのが難しいです

もし、納骨堂へのお参りで混雑したくないなら、繁忙期の時期を少しずらしたり、時間帯を考えてお参りする必要があります。

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納骨堂の種類【5つのタイプ】

納骨堂は主に下記5つのタイプに分かれています。

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1. ロッカー型

ロッカー型の納骨堂とは、その名のとおりロッカーのような造りの納骨堂です。

ロッカー型の多くは小型スペースのため、安置できる骨壺数は限られています。

目安はひとつのロッカーに1~4名ほどです。


また、施設によっては葬儀や法要に使用できる会場が併設されています。

故人が〇回忌の場合、施設内の会場で法要を行うことも可能なのがロッカー型です。

2. マンション型

マンション型の納骨堂とは、施設全体が納骨堂になっており骨壺をバックヤードに保管するタイプです。

たくさんの骨壺を、マンションの各部屋に納めるイメージがマンション型納骨堂です。


マンション型納骨堂では、参拝時、ICカードを機械にかざすと遺骨が納められている厨子(ずし)が出てきます。

そのため自動搬送型とも呼ばれています。

現代ならではの最新の納骨スタイルで、都心部に建てられていることが多いです。

遺骨の収納スペースはとても広く、最大で8名ほど供養できます。

3. 仏壇型

仏壇型納骨堂とは、仏壇と納骨スペースが一体になっているタイプ

上段が仏壇スペース、下段が納骨スペースとなっているタイプのものが多いです。

仏壇型の特徴は、まるで家にいるような感覚で仏壇に向かって手を合わせられることです。

故人1人や故人夫婦、4名以上の家族用など、仏壇型納骨堂のなかにも様々なタイプがあります。

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4. 位牌型

位牌型納骨堂とは、ひな壇状に広がる棚に遺骨や位牌を並べるタイプ

ロッカー型や仏壇型などに比べて、スペースが狭いのが特徴です。

納骨堂のタイプのなかではもっとも安価な納骨スタイルですが、施設によっては遺骨を粉骨(細かく砕く)して位牌に入れなければならないところもあります。

遺骨を粉骨することに抵抗がある方は、事前に納骨堂に確認する必要があります。

5. 墓石型

墓石型納骨堂とは、屋内に墓石を建てるタイプの納骨堂です。

またの名を「堂内墓所」とも呼ばれる墓石型納骨堂は、外見は従来型のお墓と変わらないのでこれまで通りお参りできるのが特徴。

しかし、納骨堂の施設内に墓石を建立する必要があるので、他の納骨スタイルと比較して費用が高くなる傾向にあります。

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墓じまいして納骨堂に供養するまでの費用

墓じまいして納骨堂に納骨するまでの費用をまとめます。

墓じまい&納骨堂の費用・相場
墓じまい
30万円~250万円(相場)
墓石の解体・撤去15~50万円程度
8~10万円/㎡程度
魂抜き3~10万円程度
離檀料5~15万円程度
行政手続き数百円~1,000円程度
納骨堂
30~100万円(相場)
ロッカー型20~100万円
マンション型50~120万円
仏壇型30~250万円
位牌型10~50万円
墓石型100~300万円

納骨堂では、いずれのタイプでも毎年の管理費として5,000円~2万円ほどかかります。

また、お住まいの地域や施設の規模によっても費用は異なります。

納骨堂以外の供養方法【墓じまい後の供養方法】

墓じまいした後、納骨堂に納骨するほかに下記の供養方法があります。

納骨堂以外の供養方法
墓石のお墓50~150万円
永代供養10~100万円
合祀墓3~30万円
樹木葬10~100万円
散骨5~30万円
手元供養5~20万円
送骨1~10万円
あくまで費用の相場です。

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墓石のお墓|50~150万円

新しい供養先に墓石を建立する供養方法です。

現在ある墓石を移転させたり、新しい墓石を購入する費用として50~150万円の費用が必要になります。

さらに、年間管理費として5千~1万円程度の負担も発生します。

永代供養|10~100万円

永代供養墓とは、霊園や寺院などが遺骨を管理する供養方法です。

永代供養にかかる費用として10~100万円の費用がかかります。

お墓の継承者や親族の代わりに霊園や寺院に管理してもらうので、高額費用が必要となるのです。

合祀墓ごうしぼ|3~30万円

合祀墓とは、複数の遺骨をまとめて埋葬する供養方法のことです。

合祀募にかかる費用として3~30万円の費用がかかります。

「 共同墓地 」とも呼ばれる合祀墓は、継承不要なので、もっとも費用を抑えられる供養方法です。

なお、納骨後は遺骨を取り出すことができないので注意してください。

樹木葬じゅもくそう|10~100万円

樹木葬とは、墓石の代わりに樹木をシンボルとする供養方法です。

墓石が不要なので、費用相場は10~100万円と比較的安いのが魅力的です。

継承・跡継ぎが不要なので、お一人様やご夫婦で利用するケースが多く、近年人気となっています。

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散骨さんこつ|3~30万円

散骨とは、遺骨を自然環境に還す供養方法です。

遺骨を粉骨して海や山に撒くことの多い散骨ですが、最近では川、湖、砂漠、空、宇宙空間などの散骨もあります。

費用は3~30万円と安いですが、一度散骨すると遺骨をもとに戻すことはできないので注意です。

なお、墓じまい後の散骨について、下記記事くわしく解説しています。

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手元供養|5~20万円

手元供養とは、遺骨を自宅や身近な場所で保管する供養方法です。

小さな骨壺やペンダント、アクセサリーなどに遺骨の一部をいれるので、おおきな墓石や墓地が不要なのです。

5~20万円と費用を抑えることのできる供養方法として、手元供養を選ぶ方が増えています。

下記記事では墓じまい後の手元供養についてくわしく解説しています。

送骨そうこつ|1~10万円

送骨とは、遺骨をお寺や霊園に郵送して納骨するまでの流れのこと。

送骨したあとに納骨する方法は主に4つです。

送骨後の納骨方法
合祀墓納骨堂(海洋)散骨樹木葬

送骨する前に送骨後の納骨方法を決めておく必要があります。

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墓じまいして納骨堂するまでの流れ

墓じまい_石材店

墓じまいしたあと納骨堂へ移行する流れを解説します。

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家族・親族に相談する

墓じまい_家族親族へ相談

初めに、墓じまいを進めるかどうか家族や親族に相談しましょう。

家族・親族に許可を得てから墓じまいをスタートすることが重要です。

もしも、相談もせずに墓じまいを進めてしまうと、おおきなトラブルに発展する可能性があります。

身近な人とのトラブルを避けるため、家族・親族に相談することを徹底してください。

墓地管理者に相談する

墓じまい_住職に相談

つづいて墓地管理者にも相談しましょう。

なかでも寺院が管理する墓地の場合、墓じまいを進める前に必ず寺院(住職さん)に相談してください。

多くの住職さんは墓じまいに協力的ですが、なかには墓じまいを許可しない住職さんもいるからです。

墓じまいをスムーズに進めるため、墓地管理者への相談を欠かさないでください。

石材店から見積もりをとる

墓石の解体工事について、石材店から見積もりをとりましょう。

見積もりをとる際は、2社以上から相見積もりをとることをオススメします。

なお、墓地や霊園が指定する石材店がある場合は、指定石材店が優先されるので見積もりをとることはできません。

新しい供養先を決める|納骨堂

遺骨の新しい供養先を決めましょう。

本記事では「納骨堂」を選んだことを前提に、墓じまいの流れを解説します。

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石材店と契約する

遺骨の新しい供養先が決まったら、見積もりをとっていた石材店と契約します。

役所で改葬手続きをする

墓じまいを進めるためには墓埋法ぼまいほうで定められた書類手続きが必要になります。

手続きは墓地のある自治体・役所で行います。

墓じまいに必要な書類は下記の通り。

墓じまい(改葬)に必要な書類
改葬許可申請書墓地のある自治体役所にて発行
埋蔵証明書現在の墓地管理者が発行
分骨証明書火葬場もしくは寺院や墓地にて発行
承諾書墓地のある自治体役所にて発行
※墓地の使用者と改葬許可申請者が異なる場合
申請者の身分証明書写し書類の申請者の身分証明として発行

お墓を解体・撤去し、墓地を返還する

墓石の解体工事および魂抜きの日程を決めましょう。

日程が決まったら、石材店に墓石を撤去・解体してもらいます。

墓地を更地にしたうえで墓地管理者に墓地を返還したら、墓じまいは完了です。

納骨堂へ納骨

事前に契約しておいた納骨堂に納骨します。

必要があれば法要も必要なので、納骨堂と確認することをお勧めします。

以上、墓じまいして納骨堂へ納骨するまでの流れでした。

墓じまいして納骨堂へ納骨する流れ【まとめ】

本記事では墓じまいして納骨堂へ納骨するまでの流れや費用などを解説しました。

お墓の管理を簡単にしたいなら、遺骨を納骨堂へ納骨することをオススメします。

なお、納骨堂の種類は下記5タイプに分けられます。

各タイプの費用・相場も本文中でまとめているので、予算にあわせて検討してください。

下記では、墓じまいして納骨堂に納骨するメリット・デメリットをまとめます。

納骨堂の種類の違いによる費用・相場や納骨堂のメリット&デメリットを参考にしたうえで検討してください。


また、墓じまいとは?費用や手続き・流れ、トラブル対策などを下記記事で解説しています。

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