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【墓じまいのお布施】表書きの書き方、袋の包み方・渡し方を解説!

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墓じまい_お布施の書き方
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この記事でわかること

墓じまいのお布施の下記項目について徹底解説!

  1. お布施を入れる封筒の選び方
  2. 表書きの正しい書き方
  3. お札の入れ方や選び方
  4. 袱紗ふくさの間違えない包み方
  5. 失礼のないお布施の渡し方

お布施のルールがわからない…

人生に一度あるかないかの墓じまい(お墓を撤去・解体すること)。

学校でも会社でも友人付き合いでも、墓じまいのお布施について学ぶ機会は皆無ですよね?

実は、墓じまいのお布施には、表書きの書き方や袋の包み方や渡し方など、失礼にならないためのルールがあります。

本記事では、墓じまいお布施についてくわしく解説します。

目次

墓じまいのお布施|表書きの書き方・包み方・渡し方などを解説

墓じまいのお布施には、あまり知られていないルールやマナーがあります。

ここでは下記5つのマナーを解説します。

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封筒の選び方

お布施 白封筒

墓じまいのお布施を包む封筒は、白無地の封筒不祝儀袋ぶしゅうぎぶくろのし袋から選びましょう。

正式なマナーであれば奉書紙ほうしょがみを使いますが、上記3つのなかから選べば問題ありません。

スクロールできます
封筒の選び方・注意点
封筒の種類選び方・注意点
封筒・白無地
・郵便番号の枠がないタイプ
不祝儀袋《中袋あり》
・表に「金○○圓也」と記載
・裏の左下に「住所・氏名・電話番号」を記入
《中袋なし》
・裏の左下に「住所・氏名・電話番号・金額」を記入
のし袋水引はあり・なし、どちらでもOK
※地域によっては水引ありで統一される場合あり

封筒を選ぶときは、白無地かつ郵便番号を記入する枠がないタイプにしてください。

のし袋の水引みずひきはあってもなくてもOKですが、お住いの地域によっては水引が必要な場合もあります。

不祝儀袋は、中袋があるものとないものの2種類に分かれます。

中袋がある場合は、中袋の表側に「金○○圓也」と金額を記載し、裏側の左下に「住所・氏名・電話番号」を書きましょう。

なお、金額は漢数字で書く必要があります。

中袋がない場合は、不祝儀袋の裏側の左下に「住所・氏名・電話番号・金額」を記入してください。

表書きの書き方(裏書きの書き方)

墓じまいのお布施の書き方

封筒や不祝儀袋の表書きには濃い墨のペンを用いるのが一般的です。

墓じまいは香典などの弔事に含まれないため、薄墨を使う必要はありません。

表書きの書き方は、封筒の中央に「御布施」と大きく書き、その下にフルネームまたは家名を記入します。

氏名と家名の文字は、「お布施」の文字にくらべて、やや控えめにするのがマナーです。

裏書きの書き方は、お布施の金額差出人の住所・名前を書きます。

金額は旧字の漢数字を使用してください。

  • 1万円の場合:金壱萬圓也
  • 3万円の場合:金参萬圓也
  • 5万円の場合:金伍萬圓也
  • 10万円の場合:金壱拾萬圓也

なお、中袋がある場合、裏書は書かず、上記内容を中袋に書きましょう

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お札の入れ方

墓じまいのお札の入れ方

墓じまいのお布施では、お札を入れる向きに注意してください。

お札の肖像画が表向きになるように入れましょう。

香典との共通点・異なる点を以下にまとめました。

  • お札の肖像画を、封筒や袋の表側にあわせる
  • お札は上向きに入れる
  • 新札でも古いお札でもOK

墓じまいのお布施の場合、新札に越したことはないですが、古いお札でもOKです。

ただし、古いお札がクシャクシャになっていたり、ヨレヨレのお札は避けましょう。

「マナーがなってない!」と恥をかかないように注意してくださいね。

袱紗(ふくさ)の包み方

墓じまいのお布施の際、封筒を袱紗(ふくさ)に包むとよいでしょう。

袱紗は封筒を保護する役割相手に敬意を示して礼儀を尽くすという目的があります。

袱紗には金封袱紗きんぷうふくさ掛袱紗かけふくさ台つき袱紗だいつきふくさ爪つき袱紗つめつきふくさ風呂敷袱紗ふろしきふくさなどの種類がありますが、ここでは下記2種類の袱紗の包み方を解説します。

金封袱紗

墓じまい_お布施_包み方

金封袱紗は上記画像のように、封筒の表側が見えるように包みます

風呂敷袱紗

墓じまい_お布施_包み方2
袱紗の包み方
  • 袱紗がひし形になるように広げる
  • 中央やや右寄りの場所に封筒を置く
  • 右→下→上→左の順に袱紗を折る

封筒を包むときは、袱紗を開いたときに表が見えるようにします。

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お布施の渡し方(タイミング)

お布施の渡し方(タイミング)は墓じまいの儀式(閉眼供養)の前後です。

墓じまいの前に渡す

供養前にお布施を渡す場合は、予定時刻より早めにお寺へ行き、住職に挨拶する際にお布施を渡します。

「本日はよろしくお願いいたします」「お世話になります」など、一言添えると丁寧な印象になります。

墓じまいの後に渡す

閉眼供養が終了してからお布施を手渡しても問題ありません。

閉眼供養では住職による読経や法話が行われます。

それらが終わったタイミングで「本日はおつとめいただき、ありがとうございました」と感謝の言葉とともにお布施を渡しましょう。

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墓じまいのお布施とは?|相場は3~10万円ほどが妥当

お布施とは本来、お世話になったお寺への感謝の気持ちを表すお金のことです。

また、閉眼供養などで住職に読経していただいた謝礼としても、お布施が必要になります。

寺院墓地に墓石があった場合、墓じまいするとお寺から離壇することになります。

お布施には、お寺へこれまでの感謝を伝える効果があるのです。

お布施の相場

墓じまいにおけるお布施は3万円~10万ほどが相場です。

しかし、自動販売機のドリンクのように、金額が決まっているわけではありません。

都心部と地方部でも異なりますし、地域性や寺院との付き合いの長さも影響します。

可能であれば、家族や親戚の方に確認するとよいでしょう。

なお、墓じまいのお布施の費用相場については下記記事でもくわしく解説しています。

墓じまいのお布施の書き方【まとめ】

墓じまい_お布施

本記事ではお布施の書き方をメインに解説しましたが、いかがでしたか?

墓じまいのお布施には、様々なしきたりがあります。

日常生活では馴染みのないものが多いので、墓じまいをする際に戸惑うこともあるでしょう。

なお、下記記事では「墓じまいとはなにか?費用や手続き、流れやトラブル」などを解説しています。

墓じまいのすべてがわかるので、ぜひ読んでくださいね。

墓じまい_お布施の書き方

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