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東京都新島村の墓じまい|改葬・墓石撤去の費用をわかりやすく解説!

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東京都 新島村
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東京都新島村にあるお墓を墓じまい(改葬)する方へ、以下の内容を解説します。

本記事を読むと、東京都新島村の墓じまいをトラブルなく進めることができます。

目次

墓じまいの事例紹介|費用総額・内訳

墓じまいの事例

ご紹介する事例は、約1.8㎡(1.34m×1.34m)の墓石で遺骨は1体となります。

墓じまいにかかった主な費用は、墓石の解体・撤去工事閉眼供養のお布施合葬式納骨堂への納骨費用

※寺院墓地でないため離檀料は発生していません

墓じまい事例【費用総額・内訳】
総額:約43万円(税込み)
費用内訳費用
墓じまい
26万4千円
(24万円×消費税)
撤去工事16万円
仏石永代安置作業2万5千円
墓石砕石3万5千円
各種諸経費
(石材処分費用など)
2万円
閉眼供養
3万円
お布施3万円
合葬式納骨堂
13万7500円
納骨堂使用料7万4800円
納骨堂管理料4万6200円
粉骨1万6500円
諸経費
1千円ほど
手紙・切手代など1千円ほど
現地への往復交通費は除いています

墓じまいのひとつの事例として参考にしてください。

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東京都新島村の墓じまいの費用・相場

東京都新島村では30~250万円が墓じまいの費用相場です。

墓じまい費用の内訳を下記にまとめます。

墓じまいの費用相場
合計30~250万円
墓石の解体・撤去15万円~50万円
8~10万円/㎡
閉眼供養のお布施3~10万円
離檀料5~15万円
行政手続き数百円~1,000円
新しい供養先5万円~150万円
あくまで費用の目安です。

墓石の解体・撤去|15万円~50万円

墓石の解体・撤去費用は、15~50万円ほどです。

一般的に、1㎡あたり8~10万円で計算されますが、お墓のサイズや工事にかかる人数、重機の必要性などで費用が異なります。

石材店に依頼する際は、必ずお墓を下見してもらい、費用を見積もってもらいましょう。

閉眼供養のお布施|3~10万円

お墓の解体・撤去工事を始める前に、必要となるのが閉眼供養(へいげんくよう)です。

閉眼供養とは、お墓から遺骨をとりだす際、お墓に宿っている魂を抜きとるための儀式のこと。

墓石の前で、お寺の住職にお経をあげてもらい、お礼としてお布施を渡すのが一般的なのです。

金額に決まりはありませんが、お気持ちとして3~10万円ほど包むことが多いようです。

離檀料|5~15万円

墓じまいするお墓が寺院墓地にある場合、墓じまいと同時にお寺の檀家を離れるケースがほとんどです。

檀家をやめる、すなわち離檀する際、これまでお世話になったお礼として、離檀料をお寺に渡すことが多いです。

離檀料には本来、支払い義務も相場もありませんが、5~15万円ほどの金額を包むのが通例となっています。

ただし、お寺との付き合いの長さや関係性、地域性によって離檀料の金額は変わります。

行政手続き|数百円~1,000円

墓じまいを行うまえに、お墓のある自治体に「改葬許可申請書」を提出する必要があります。

改葬許可申請書には、墓地管理者の署名捺印が必要なので、書類のやりとりなどで費用がかかる場合があります。

新しい供養先|5万円~150万円

墓じまいをした後、お墓に納められていた遺骨を新しい供養先に供養する必要があります。

供養方法には下記のとおり、さまざまな種類や価格帯があります。

新しい供養方法&費用相場
墓石のお墓50~150万円
永代供養墓10~100万円
合祀墓3~30万円
納骨堂30~100万円
樹木葬10~100万円
散骨5~30万円
手元供養5~20万円
送骨1~10万円

東京都新島村の墓じまいの補助金|現状と未来予測

自治体によっては、墓じまいの補助金や墓地返還の助成制度を活用できるケースがあります。

しかし現状では、補助金・助成制度を実施している自治体は全国で数えるほど

全国の補助金・助成制度

補助金制度のある自治体

  • 千葉県市川市
  • 群馬県太田市
  • 千葉県浦安市

助成(負担軽減)制度のある自治体

  • 東京都(都立霊園)
  • 大阪府(岸和田市・泉大津市)
  • 岡山県(玉野市)

※2024年時点の情報です

しかし、墓じまいの件数は全国的に急増しているため、今後、補助金・助成制度が充実する可能性もあります。

東京都新島村の墓じまい補助金に関する最新情報は、ホームページを調べいただくのが確実です。

東京都新島村ホームページ&連絡先

URL:https://www.niijima.com/
〒100-0402 東京都新島村本村1丁目1番1号
電話番号:04992-5-0240

また、下記記事でも墓じまいの補助金についてまとめているので参考にしてください。

東京都新島村で墓じまいする手続き・流れ

東京都新島村で墓じまいする手続きや流れをくわしく解説します。

家族・親族に相談する

墓じまい_家族親族へ相談

「墓じまいを進めるかどうか」について、何よりも優先して家族や親族に相談しましょう。

家族・親族から墓じまいの許可を得たあとに、墓じまいをスタートさせることが重要です。

もしも家族・親族に相談せず、墓じまいを進めてしまうと、とり返しのつかないトラブルに発展する可能性もあります。

予想だにしないトラブルを避けるため、墓じまいの手続きを進める前に、家族・親族に相談してください。

墓地管理者(住職)に相談する

墓じまい_住職に相談

家族・親族から墓じまいの許可を得たら、墓地管理者(住職)へ相談しましょう。

とくに、お墓が寺院が管理する墓地にある場合、「墓じまいを進める前に住職へ相談する」ことが何より重要です。

墓じまいする事情を理解し、墓じまいに協力的な住職もいますが、なかには墓じまいすることを許可しない住職も多いからです。

すべては墓じまいをスムーズに進めるためです。

墓地管理者(住職)へ相談し、墓じまいの許可を得ることを優先させてください。

石材店から見積もりをとる

家族・親族や墓地管理者から墓じまいの許可(協力)を得たら、墓石の解体・撤去工事について、石材店から見積もりをとりましょう。

見積もりは、2社以上の石材店から相見積もりをとることをオススメします。

2社以上から相見積もりをとるのは、高額な工事費用を請求されることを避けるのが目的です。

なお、墓地や霊園が指定する石材店(指定石材店)がある場合、指定石材店しか工事を行えないので注意してください。

墓地・霊園に直接確認するか、墓地利用の契約書を確認して、指定石材店があるかチェックしておきましょう。

遺骨の”新しい供養先”を決める

遺骨を供養するための新しい供養先(供養方法)を決めてください。

なぜなら、墓じまいすると、墓石のなかに納めてある遺骨を取り出すことになるからです。

取り出した遺骨は、新しい場所で供養&納骨することが必要なのです。

なお、遺骨の新しい供養方法と費用相場は下記のとおりです。

新しい供養方法&費用相場
墓石のお墓50~150万円
永代供養墓10~100万円
合祀墓3~30万円
納骨堂30~100万円
樹木葬10~100万円
散骨5~30万円
手元供養5~20万円
送骨1~10万円

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石材店と契約する

遺骨の新しい供養先&供養方法が決まったら、墓石の解体・撤去工事を進めていきます。

あらかじめ見積もりをとっていた石材店と契約して、具体的な工事日程を確定させてください。

※石材店が多忙な場合、工事日程が数カ月先になってしまうので、あらかじめ工事日程を確定させることをオススメします。

なお、墓石の解体・撤去工事を行う前に、閉眼供養が必要になります。

工事の前(もしくは工事当日)に閉眼供養を行えるよう、住職さんとも供養日程を調整しましょう。

役所で改葬手続きをする

墓じまいを進めるためには、墓埋法ぼまいほうで定められた書類手続きが必要になります。

書類手続きは、墓地のある自治体・役所で行います。

墓じまいに必要な書類は下記の通り。

墓じまい(改葬)に必要な書類
改葬許可申請書墓地のある自治体役所にて発行
埋蔵証明書現在の墓地管理者が発行
受入証明書新しい遺骨の埋葬先にて発行
承諾書墓地のある自治体役所にて発行
※墓地の使用者と改葬許可申請者が異なる場合
申請者の身分証明書写し書類の申請者の身分証明として発行

自治体にて改葬許可申請書が受理されると「改葬許可証」が発行されます。

改葬許可証が発行されると、遺骨を現在ある墓地から別の場所に移動できるようになります。

なお、改葬許可申請書は、各自治体のホームページや窓口で入手できます。

東京都新島村が提供している書類については下記をご覧ください。

東京都新島村ホームページ&連絡先

URL:https://www.niijima.com/
〒100-0402 東京都新島村本村1丁目1番1号
電話番号:04992-5-0240

お墓の解体・撤去工事を行い、墓地を返還する

改葬許可証が発行されたら、遺骨を移動させることが可能になります。

あらかじめ日程を確定させていた、墓石の解体・撤去工事および魂抜きを行ってください。

墓石の解体・撤去工事を行い、墓地を更地にしたうえで、墓地管理者に墓地を返還したら完了です。

遺骨は、解体工事後に直接引き取ることもできますし、自宅に郵送してもらうことも可能です。

詳細は、契約した石材店に相談してください。

新しい供養先へ納骨する

墓石から取り出した遺骨を、新しい供養先に納骨(または散骨)します。

新しい供養先の納骨日程によっては、遺骨を一時的に自宅保管する場合もあります。

納骨(または散骨)が無事に終わると、墓じまいの工程がすべて完了です。

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東京都新島村の墓じまいの費用・相場

東京都新島村は30~250万円ほどが墓じまいの費用相場です。

墓じまい費用の内訳を下記にまとめます。

墓じまいにかかる費用・相場
合計30~250万円程度
墓石の解体・撤去15万円~50万円程度
8~10万円/㎡程度
閉眼供養(魂抜き)3~10万円程度
離檀料5~15万円程度
行政手続き数百円~1,000円程度
新しい供養先5万円~150万円

ただし、上記は費用の相場なので、あくまで目安として捉えてください。

費用相場の幅が広い理由は、新しい供養先にかかる費用が影響しています。

また、墓石の解体・撤去工事に関しても、墓石の規模や工事にかかる重機の有無、工事の人数などによって費用が大きく変わる場合があります。


なお、下記記事では、墓じまいにかかる費用をくわしく解説しています。

東京都新島村の墓じまいのマナー|服装&お布施

墓じまいの服装

東京都新島村で墓じまいする際のマナーとして、下記3点を解説します。

※地域によって独自のマナーがある場合は、そちらに従うことをおすすめします。

墓じまいの服装マナー

墓じまいの服装マナーって、何が正解なのか迷いませんか?

実は、墓じまいの服装は“平服”でもOKなのです。

平服とは、スーツなどのフォーマルな服装ではなく普段着やカジュアルな服装のこと。

男性はシャツやポロシャツにチノパンやスラックス、女性はブラウスやカーディガンにスカートやパンツなどが一般的です。

墓じまいの平服のイメージ
男性黒、紺、グレーなどのスーツ
黒、紺などのジャケット
半袖Tシャツ、短パン、サンダル
女性黒、紺、グレーなどのブラウス・スーツ
同色のワンピースやアンサンブル、カーディガン
ミニスカート、華美な恰好
子ども学校の制服、リクルートスーツ
落ち着いた色・デザインの洋服
半袖Tシャツ、短パン、サンダル

墓じまいはお通夜や葬式ではないので、堅苦しい服装を着なくても大丈夫。

夏場は半袖シャツを着ても問題ありませんし、冬場はしっかり防寒対策した方がよいです。

ただし、華美な服装(アロハシャツや真っ赤なスカートなど)は避けたほうが無難です。


なお、下記記事では墓じまいの服装のマナーについてくわしく解説しています。

墓じまい当日の持ち物

墓じまい当日の持ち物リストは以下の通り。

墓じまい当日の「持ち物リスト」
  • お布施
  • 数珠
  • 掃除道具
  • 線香
  • ライター
  • ロウソク
  • お供え物

墓じまい当日の持ち物は、一般的なお墓参りとほぼ同じです。

なかでも、お布施は絶対に忘れてはいけない持ち物のひとつです。

※墓じまい(お墓を解体・撤去)の手順によって、線香やライター・ロウソク等が不要な場合もあります。

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墓じまいのお布施のマナー

墓じまいのお布施のマナーとして、下記5つのマナーを解説します。

封筒の選び方

お布施 白封筒

墓じまいのお布施(お金)を包む封筒は、白無地の封筒不祝儀袋ぶしゅうぎぶくろのし袋から選びましょう。

正式なマナーでは奉書紙ほうしょがみを使用しますが、墓じまいでは上記3つのなかから選べば問題ありません。

スクロールできます
封筒の選び方・注意点
封筒の種類選び方・注意点
封筒・白無地
・郵便番号の枠がないタイプ
不祝儀袋《中袋あり》
・表に「金○○圓也」と記載
・裏の左下に「住所・氏名・電話番号」を記入
《中袋なし》
・裏の左下に「住所・氏名・電話番号・金額」を記入
のし袋水引はあり・なし、どちらでもOK
※地域によっては水引ありで統一される場合あり

不祝儀袋は、中袋が「あるもの」と「ないもの」の2種類に分かれます。

中袋がある場合は、中袋の表側に「金○○圓也」と金額を記載し、裏側の左下に「住所・氏名・電話番号」を書きましょう。

中袋がない場合は、不祝儀袋の裏側の左下に「住所・氏名・電話番号・金額」を記入しましょう。

なお、金額は旧字の漢数字で書く必要があるので要注意です。

表書きの書き方(裏書きの書き方)

墓じまいのお布施の書き方

封筒や不祝儀袋の表書きは、濃い墨のペンを用いるのが一般的です。

表書きの書き方は、封筒の中央に「御布施」と大きく書き、その下にフルネームまたは家名を記入します。

裏書きの書き方は、お布施の金額差出人の住所・名前を書きます。

なお、金額は旧字の漢数字を使用します。

  • 1万円の場合:金壱萬圓也
  • 3万円の場合:金参萬圓也
  • 5万円の場合:金伍萬圓也
  • 10万円の場合:金壱拾萬圓也

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お札の入れ方

墓じまいのお札の入れ方

墓じまいのお布施では、お札を入れる向きに注意です。

上記画像のように、お札の肖像画が表向きになるように入れてください。

また、お札は新札に越したことはないですが、古いお札でも問題ありません

ただし、お札がクシャクシャになっていたり、ヨレヨレとしたお札は避けてください。

袱紗(ふくさ)の包み方

墓じまいのお布施は、封筒を袱紗(ふくさ)に包むとよいでしょう。

袱紗には、封筒を保護する役割や、相手に敬意を示して礼儀を尽くすという目的があります。

袱紗には金封袱紗きんぷうふくさ掛袱紗かけふくさ台つき袱紗だいつきふくさ爪つき袱紗つめつきふくさ風呂敷袱紗ふろしきふくさなどの種類がありますが、ここでは下記2種類の袱紗の包み方を解説します。

■金封袱紗
墓じまい_お布施_包み方

金封袱紗は上記画像のように、封筒の表側が見えるように包みます

■風呂敷袱紗
墓じまい_お布施_包み方2
袱紗の包み方
  • 袱紗がひし形になるように広げる
  • 中央やや右寄りの場所に封筒を置く
  • 右→下→上→左の順に袱紗を折る

袱紗を開いたときに封筒の表が見えるようにするのがポイントです。

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お布施の渡し方(タイミング)

お布施の渡し方(タイミング)は、墓じまいの儀式(閉眼供養)の前後がベストです。

■墓じまいの前にお布施を渡す

供養前にお布施を渡す場合、予定時刻より早めにお寺を訪ね、住職に挨拶する際、お布施を渡します。

「本日はよろしくお願いいたします」「お世話になります」など、一言添えると丁寧な印象になります。

■墓じまいの後にお布施を渡す

お布施は、閉眼供養が終了したあとに渡しても問題ありません。

閉眼供養では、住職による読経や法話が行われる場合があります。

それらがすべて終わったタイミングで「本日はおつとめいただき、ありがとうございました」「たいへんお世話になりました」と、感謝の言葉とともにお布施を渡しましょう。


なお、下記記事でも墓じまいのお布施についてくわしく解説しています。

東京都新島村の墓じまいのトラブル|解決方法や相談窓口

墓じまいには、思いもよらないトラブルがつきものです。

弊サイトが行った「墓じまい経験者へのアンケート」でも、92%の方がトラブルがあった(苦労した)と回答しています。

令和の墓じまい アンケート結果


トラブルの原因(相手)として多いのは、下記3パターンです。

トラブルの解決法や地域の相談窓口は下記の通りです。

それぞれどのようなトラブルがあるのか、くわしく解説します。

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家族・親族とのトラブル

墓じまいするうえでのトラブルでもっとも多いのが、家族・親族とのトラブル。

家族・親族とのトラブルには、下記3パターンがあげられます。

家族・親族とのトラブル
  • 墓じまいすることに反対された
  • 墓じまいの費用負担で揉めた
  • 墓じまいを通じて関係が悪化した

弊サイトが行ったアンケートでは、家族・親族とのトラブルの約90%が「墓じまいすることへの反対」と「費用負担(金銭)で揉めた」でした。

また、家族・親族との関係が悪化し、墓じまいしたことを後悔したというケースもありました。

住職(お寺・霊園)とのトラブル

墓じまい_住職に相談

住職(お寺・霊園)とのトラブルには下記3パターンがあげられます。

住職(お寺・霊園)とのトラブル
  • 墓じまいすることを拒否された
  • 高額な離檀料を請求された
  • 手続きがスムーズでなかった

お寺・霊園の住職とのトラブルで多いのが、「墓じまいへの拒絶」と「高額な離檀料の請求」です。

弊サイトが行ったアンケートのなかでも、墓じまいすることを住職に拒否されたというケースが目立ちました。

また、「墓地返還に際し、契約金額の一部が返還される契約」だったにも関わらず、金銭が1円も返還されずウヤムヤになったケースもありました。

とくに、地方部のお寺では、檀家さんとの繋がりを重視されるお寺が多いです。

そのため、墓じまいを理解してもらうのに苦労したというケースが目立つのです。

石材店とのトラブル

墓じまい_石材店見積

石材店とのトラブルには、下記2パターンがあげられます。

石材店とのトラブル
  • 高額費用を請求された
  • 指定石材店があったため、石材店を選べなかった

石材店とのトラブルでも、「高額費用の請求」が目立ちました。

本来、2~3社から相見積もりをとったうえで石材店を選ぶべきですが、地方部では石材店が少なく、請求されるままに高額費用を支払ってしまうケースも多いのです。

また、お寺・霊園に指定石材店がある場合、石材店を選ぶ自由がありません。

指定石材店から高額費用を請求されて、思いもよらない出費を避けられないケースだってあるのが実情なのです。


なお、墓じまいでよくあるトラブルについて下記記事でもくわしく解説しています。

トラブル解決法【人間関係】

墓じまい_家族親族へ相談

墓じまいにおいて、コミュニケーション不足が人間関係のトラブルになる大きな原因になります。

コミュニケーションをとっていれば、実は墓じまいへの理解を得られていたというケースが多いのです。

  • 家族・親族と、事前に相談して理解してもらう
  • お寺の住職に、事前に相談して”離檀”の協力を得ておく
  • 石材店には、何度かコミュニケーションをとり、信頼関係を深めておく

手間はかかりますが、トラブルを避けるためにコミュニケーションをとっておくべきなのです。

墓じまいはあなた一人だけの問題ではありません

家族・親族だけでなく、お寺の住職や石材店も巻き込む出来事なので、しっかり報連相をとることを忘れないでください。

トラブル解決法【お金】

墓じまい後の供養先を相談

墓じまいには30~250万円ほどの費用がかかります。

決して安くない金額なので、費用負担をあいまいにしてはいけません。

お金が関係すると、トラブルに発展する可能性が高くなるからです。

  • 墓じまいの費用をだれが払うのか明確にする
  • 高額な離檀料を請求されても、住職としっかり交渉する
  • 複数の石材店から、複数の見積もりをとる

墓じまいはあなた一人の問題ではありません

家族・親族としっかり話し合って、全員が納得できるようにしましょう。

なお、万が一、墓じまいに関して墓地管理者や業者とトラブルになってしまった場合、消費生活センターや消費生活窓口に相談する方法もあります。

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東京都新島村の墓じまいに関する相談窓口

墓じまいをするにあたり、墓地管理者や石材店とトラブルになった場合、お住まいの地域の相談窓口へ相談しましょう。

下記、相談窓口は国や地方公共団体が運営しており、消費生活全般に関する苦情・相談に公平な立場で対応してくれます。

消費者ホットライン(消費者庁)

お近くの消費者相談窓口を案内する全国共通の電話番号

受付時間:平日(9時~17時)、土日祝(10時~16時)
TEL:188
URL:https://www.caa.go.jp/policies/policy/local_cooperation/local_consumer_administration/hotline/

国民生活センター 平日バックアップ相談

消費者ホットラインが繋がらなかった場合の相談窓口

受付時間:10時~12時、13時~16時(土日祝日、年末年始を除く)
TEL:03-3446-1623
URL:https://www.kokusen.go.jp/map/

国民生活センター 休日相談

土日祝日に対応してくれる相談窓口

受付時間:10時~16時(土日祝日)(一部地域や年末年始、国民生活センターの建物点検日を除く)
TEL:188
URL:https://www.kokusen.go.jp/map/

なお、消費者センターは墓じまいの専門家ではありません

墓じまい自体の相談ではなく、墓地管理者や業者の“不当な”請求や要求に対する相談を受けている窓口なので、ご注意ください。

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東京都新島村の墓じまいでよくある質問【Q&A】

東京都新島村の墓じまいに関してよくある質問をまとめました。

墓じまいとは何?

墓じまいとは、お墓を解体&撤去して、お墓のなかに供養されている”遺骨”を新しい場所や方法で供養することです。

墓じまいとは何?
  1. 墓石|解体し、撤去する
  2. 墓地|更地にもどして、墓地管理者に返還する
  3. 遺骨|別の場所や別の方法で供養する
改葬と墓じまいの違いは?

改葬と墓じまいの違いは以下の通りです。

改葬

お墓や遺骨の「引越し」のこと。お墓や遺骨を別の場所に移動させることです。

墓じまい

お墓を解体・撤去し、墓地を更地にしたうえで墓地管理者に返還することです。

改葬と墓じまいの違いについては下記記事でもくわしく解説しています。

東京都新島村の墓じまいの手続き・流れは?

東京都新島村の墓じまいの手続き・流れは下記のとおり。

墓じまいの流れ・手続き
  1. 家族・親族に相談する(合意をとる)
  2. 墓地管理者に相談する(合意をとる)
  3. 石材店から見積もりをとる
  4. 新しい供養先・供養方法を決める
  5. 石材店と契約する
  6. 東京都新島村の役所で改葬手続きをする
  7. お墓を解体・撤去し、墓地を返還する
  8. 新しい供養先へ納骨する
墓じまいするメリットは?

墓じまいするメリットは下記の通り。

墓じまいするメリット
  • お墓を管理する負担が減る
  • 経済的負担が少なくなる
  • 継承者不在の不安がなくなる
  • お墓が無縁墓にならなくなる
  • 自宅近くに改葬すればお墓参りしやすくなる
墓じまいするデメリットは?

墓じまいするデメリットは下記の通り。

墓じまいするデメリット
  • 家族やお寺とトラブルに発展する可能性がある
  • 墓じまい費用が高額になる場合がある
  • 離檀料が高額になる場合がある
  • 申請や手続きに手間がかかる
  • 遺骨を取り出せなくなる可能性がある
東京都新島村の墓じまいの費用はいくら?

東京都新島村で墓じまいすると30万~250万円ほどの費用がかかります。

墓じまいにかかる費用・相場
合計30~250万円
墓石の解体・撤去15万円~50万円
8~10万円/㎡
魂抜き(閉眼供養)3~10万円
離檀料5~15万円
行政手続き数百円~1,000円
新しい供養先5万円~150万円

上記費用はあくまで目安です。

墓石の大きさや工事の人数、重機の有無、新しい供養先にかかる費用によって、金額は大きく変動する場合があります。

墓じまいの費用を安くする方法は?

東京都新島村で墓じまいの費用を安くする方法は下記の通りです。

  1. 複数の石材店から相見積もりをとる
  2. 費用の安い供養先・供養方法をえらぶ
  3. 自治体の補助金を利用する

なお、墓じまいの費用を抑える方法は下記記事でも解説しています。

墓じまいの費用を払えない場合の対処法は?

墓じまいの費用を払えない場合、以下の方法で対処してください。

費用を払えない場合の対処法
  1. 家族・親族に協力してもらう
  2. メモリアルローンを組む
  3. 費用の安い供養方法をえらぶ

なお、墓じまいのメモリアルローンについては下記記事にてくわしく解説しています。

墓じまいすると墓石はどうなる?

墓じまいすると、墓石は解体・撤去されます。

なお、墓じまいでなく”改葬”の場合、墓石を解体せず、新しい墓地に移転(引越し)させることもあります。

墓じまいすると遺骨はどうなる?

遺骨は新しい納骨先へ移動し、新しい供養方法に応じて供養されます。

“お墓”という形態に限らず、散骨したり手元供養するケースもあるのです。

墓じまい後の供養方法はどうする?

墓じまい後の、おもな供養方法は下記のとおりです。

  • 墓石のお墓(新しい墓地にて)
  • 永代供養墓
  • 合祀墓
  • 納骨堂
  • 樹木葬
  • 散骨
  • 手元供養
  • 送骨

なお、散骨にはいくつか種類がありますが、「海洋散骨」が一般的です。

墓じまいに魂抜きは必要?

必ずしも必要ではありません。

一般的な寺院墓地の場合、100%と言っていいほど魂抜きを行います。

しかし、公営墓地や共同墓地といった菩提寺がない場合、魂抜きをしないケースもあります。

墓じまいに必要な書類は?

墓じまいに必要な書類は下記のとおりです。

墓じまい(改葬)に必要な書類
改葬許可申請書墓地のある自治体役所にて発行
埋蔵証明書現在の墓地管理者が発行
受入証明書新しい遺骨の埋葬先にて発行
承諾書墓地のある自治体役所にて発行
※墓地の使用者と改葬許可申請者が異なる場合
申請者の身分証明書写し書類の申請者の身分証明として発行

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【都道府県別】墓じまい・墓石撤去・改葬(お墓の引越し)

日本全国の墓じまいに関する情報をリンクでまとめました。

下記リストから、お墓のある都道府県をクリックして詳細を確認してください。

北海道・東北

関東

中部

近畿

中国

四国

九州・沖縄

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【市町村別】▲▲県の墓じまいを調べる

準備中

東京都 新島村

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