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墓じまいの挨拶状の書き方【もう迷わない】今すぐ書ける例文を紹介!

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墓じまい 挨拶状
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この記事でわかること

墓じまいの挨拶状の書き方を解説します!

  • 墓じまいに挨拶状は必要?
  • 挨拶状ってどう書けばいいの?
  • 挨拶状を送るときの注意点は?

墓じまいの挨拶状に関する疑問を解決します。

挨拶状ってどう書けばいいの?

手紙を書く機会も少なくなった令和の時代。

挨拶状の書き方やマナーなんて、記憶から消え去ってしまいましたよね?

しかも、墓じまいの挨拶状なので、相手に失礼のないように書きたいものです。

そこで本記事では、墓じまいの挨拶状の書き方をわかりやすく解説します。

今すぐ書ける「挨拶状の例文」も用意しているので、最後まで読んでくださいね。

目次

墓じまいに挨拶状は必要?【結論】送ることをオススメします!

墓じまいの際、親族に挨拶状を送る必要はあるのでしょうか?

結論として、墓じまいするなら親族一同に挨拶状を送ることをオススメします。

なぜなら、墓じまい(=お墓を処分した旨)を親族一同に伝えておかないと、大きなトラブルに発展する可能性があるからです。

実際に、墓じまいを実施した後に、親族と揉めるような事例が多発しています。

参考:NHK 首都圏ナビ

親族とのトラブルを防止するために、墓じまいを実施した事実や理由を伝えておくと安心です。

それでは、墓じまいの挨拶状の例文をご紹介します。

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【例文】墓じまいの挨拶状|今すぐ書ける”挨拶状の型”を紹介!

墓じまいの挨拶状の例文を紹介します。

※以下の文面では、4月に墓じまいを実施する状況を想定しています。

挨拶状の例文

拝啓 春暖の候

皆さまにおかれましては益々のご健勝のこととお慶び申し上げます。

誠に勝手ながら、去る令和×年△月△日に〇〇家の墓所を墓じまい致しました。


以前のお墓は遠方にあり、私自身の体力の低下にともない、お墓の管理がままならなくなっておりました。

また、かねてから両親と話し合いを進めており、時間があるうちに先祖代々のお墓を処分すべきという結論に至りました。

これらの理由により、私の代で墓じまいをしようと決断した次第です。


これまで親族の皆さまからひとかたならぬご厚情を賜り、感謝しております。
どうかご理解いただけますと幸いです。


旧墓地:寺院名 または 霊園名、所在地
新墓地:寺院名 または 霊園名、所在地


寒暖の差が激しい折、ご自愛くださいませ。 敬具

※手紙を書いた年月日を記入する

上記内容はあくまで一例ですので、墓じまいの時期や墓じまいをするに至った事情、手紙を送る相手との関係性をふまえて書き換えてください。

と言われても、上記例文をどのように書き換えればいいのか思いつきませんよね?

そこで次章では、墓じまいの挨拶状の書き方を5つのステップでわかりやすく解説します。

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【5ステップ】墓じまいの挨拶状の書き方|挨拶状の例文をわかりやすく解説

墓じまいの挨拶状の書き方を5ステップでわかりやすく解説します。

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① 時候の挨拶から書き始める

時候の挨拶とは、挨拶状の冒頭に書く季節をあらわす挨拶の言葉のことです。

以下に時候の挨拶の一例をまとめます。

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時候の挨拶【一例】
1月・新春の候
・寒冷の候
・皆様お元気で新年をお迎えのことと存じます
・例年より寒さが身にこたえております
2月・立春の候
・梅花の候
・寒さの中にも春の足音が聞こえてきます
・立春とは名ばかりの寒い日が続きます
3月・早春の候
・春分の候
・桜の花が待ち遠しい毎日です
・風に冷たさの残る浅春の折、ご清祥にお暮らしでしょうか
4月・桜花の候
・仲春の候
・春たけなわの好季節となりました
・桜の花は今を盛りと咲き誇っております
5月・新緑の候
・薫風の候
・風薫る五月となりました
・初夏の風が心地よく頬をなでてゆきます
6月・入梅の候
・向暑の候
・梅雨明けが待たれる今日このごろ
・梅雨の晴れ間の青空は、すっかり夏色になりました
7月・盛夏の候
・炎暑の候
・梅雨明けの暑さひとしおでございます
・蒸し暑い日が続くこのごろ、体調など崩されてはいませんか。
8月・残暑の候
・晩夏の候
・立秋とは名ばかりの厳しい残暑が続きますが、お健やかにお過ごしでしょうか
・蝉しぐれに、ゆく夏の淋しさを覚えます
9月・初秋の候
・新秋の候
・九月になってもまだ残暑が続いております
・すがすがしい秋の風が吹く今日このごろ、お健やかにお過ごしのことと存じます
10月・仲秋の候
・紅葉の候
・秋晴れのさわやかな日が続いております
・実りの秋を迎え、いっそうご活躍のことと拝察いたします
11月・晩秋の候
・向寒の候
・落ち葉が風に舞う季節となりました
・陽だまりの恋しい季節となりました
12月・師走の候
・歳末の候
・今年も残すところわずかとなりましたが
・年の瀬も押し迫ってまいりました
インターネットや手紙のマナー本も参考にしましょう

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② 墓じまいの事実と理由を述べる

続いて、墓じまいを実施した事実および理由を記します。

「去る令和×年△月△日に〇〇家の墓所を墓じまい致しました」

といった墓じまいをした事実に加え、墓じまいに至るまでのやむを得ない事情をわかりやすく説明してください。

  • お墓の後継者がおらず、親族の高齢化も進んでいる
  • 長年お墓を管理してきたが、体力の低下が著しい
  • 自宅から墓所まで遠く、管理もままならない

上記の理由に加え「ご先祖様に申し訳ない」と記載すると説得力が増します。

なぜ、お墓を処分する必要があったのか?」という理由を、短く簡潔にまとめると読みやすい文章になります。

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③ 感謝の気持ちを述べる

これまでお世話になった親族(おじ・おば・いとこなど)に向けて感謝の気持ちを記しましょう。

これまで親族の皆さまから、ひとかたならぬご厚情を賜り、感謝しております

このように感謝の言葉を述べると、丁寧な印象をあたえる効果があります。

④ (新旧の)お墓の住所を書く

墓じまいしたお墓があった住所を書きましょう。

また、改葬を伴う墓じまいの場合、新しい墓地の住所・所在地も併記してください。

納骨堂や樹木葬などの場合も、住所・所在地を記載しましょう。

なぜなら、親族の方々がお墓参りする可能性があるからです。

新しいお墓の墓地内の地図も同封しておくと、とても親切でしょう。

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⑤ 結びの挨拶で締めくくる

ここまでの文章を書き終えたら、結語を入れて手紙を締めくくります

ここでは結びの挨拶の一例をまとめます。

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結びの挨拶【一例】
1月・今年も幸多い年でありますようお祈り申し上げます
・寒さ厳しき折、くれぐれもご自愛ください
2月・余寒はまだまだ続きそうです、どうぞご自愛のほどを
・皆様に幸多き春が訪れますように
3月・寒さもあと一息です、元気な春を迎えましょう
・春とはいえ朝晩はまだ冷え込みますので、お体には十分お気をつけください
4月・花冷えの頃は体調を崩しやすいものです、どうぞご自愛のほどを
・寒暖定まらぬ折から、どうぞお身体をおいといください
5月・新緑のみぎり、ご家族の皆様のご多幸をお祈りいたします
・暑からず寒からずの好季節に、さらなるご活躍を心よりお祈りいたします
6月・梅雨入り間近ですが、どうかお健やかに過ごされますように
・梅雨寒の時節柄、風邪などお召しにならぬよう、お気を付けください
7月・暑熱耐えがたきこの頃、くれぐれもご自愛のほどを
・蒸し暑い日が続きますが、体調にはくれぐれもご留意ください。
8月・残暑厳しき折、皆様のご健勝をお祈り申し上げます
・厳しい暑さも今が峠です。健康にはくれぐれもご留意ください
9月・まだ残暑は続きそうです。どうかご自愛のほどを
・夏の疲れが出やすい時期ですので、くれぐれもお体を大切になさってください
10月・日毎に秋冷の加わる頃、なにとぞご自愛のほどを
・灯火親しむ秋ではありますが、体調を崩さぬよう、お体を大切になさってください
11月・秋冷の候、体調を崩さぬよう、どうぞご自愛ください
・忙しい年末を前に、お体に気をつけてお過ごしください
12月・忙しい年末ですが、体に気をつけてお過しください
・体調に気をつけて、皆様ですこやかな新年をお迎えください
インターネットや手紙のマナー本も参考にしましょう

なお、一番最後に拝啓・敬具で締めくくりましょう。

目上の親族の方に手紙をしたためる場合は、謹啓・敬具で締めてもよいでしょう。

んあお、結語と頭語はセットになっているため、手紙の冒頭に書いた「時候の挨拶」と違和感のないように書いてください。

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【知らなきゃ危険】墓じまいの挨拶状に関する注意点とは?

墓じまいで挨拶状を送るときに知っておきたい注意点を厳選しました。

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墓じまいの同意を得ておく

墓じまいをする前に、家族・親戚から墓じまいの承諾を得ておくことが重要です。

それまで何も知らされないまま、挨拶状が届いた段階で墓じまいが実施されたことを知ると、気分を害する方が出てくる可能性があります。

重要なのは「お墓が一族の共有物」であるという考え方です。

お墓の関係者と事前に話し合ってから、墓じまいの計画を進めましょう。

親戚のなかには、墓じまいに反対する方がいるかもしれないので、各々の意向を確認することが重要です。

※親戚と連絡がつかない、お墓が放置されている、といった、話し合いができないケースもありますが。。。

なお、どうしても親族から同意を得られなければお墓の管理を代わってもらうのもひとつの方法です。

お墓の年間管理費や、お墓参りの際の交通費・宿泊費、お墓の掃除やお寺とのやり取りなど、あなたが負担していることをすべて説明しましょう。

あなたが負担してきた苦労が相手に伝われば、墓じまいに同意してくれる可能性もあります

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遠縁の親戚にも送る

墓じまいの挨拶状は、身近な家族・親戚だけでなく遠縁の親戚にも送るようにしましょう。

とくに、先祖代々から継承されたお墓であれば、遠縁になった親戚の先祖も埋葬されている可能性があります。

世代が下るにつれて親戚付き合いが薄くなることは重々承知していますが、連絡先がわかる親戚には全員、挨拶状を送るつもりでいた方がベストです。

繰り返しになりますが「お墓は一族全体の共有物」です。

あなた(お墓の管理者)の一存だけで墓じまいすべきを進めるべきではありません。

手間と面倒がかかるのは理解できますが、親戚全員に挨拶状を送ることをオススメします

最適な時期に送る

墓じまいの挨拶状は、閉眼供養を終えたあとに送りましょう。

なぜなら、宗派を問わず行事を終えてから挨拶状を送るのが一般的とされているからです。

ただし、お彼岸やお盆前に閉眼供養をした場合は注意してください。

墓じまいが実施されたことを知らず、親族がお墓参りに向かってしまうケースがあるからです。

お墓がなくなった!」と親族がビックリしないように、早めに挨拶状を出すことをオススメします。

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墓じまいの挨拶状は重要!トラブルを防止するためにもおすすめです

本記事では、墓じまいの挨拶状の書き方や例文などを紹介しました。

墓じまいの例文をテンプレートとして活用すれば、挨拶状の書き方で迷わなくなりますよ。

挨拶状を送る理由は、親族とのトラブルを防ぐためです。

周囲から理解されにくい墓じまいなので、墓じまいを実施した後も、関係者に礼儀を尽くすことが重要です。


電話やメール、LINEでやりとりする機会が増加している現代ですが、

直筆の手紙を送ることで、親族とのコミュニケーションが円滑になります。

手紙を書くのが苦手な方は多いと思いますが、「墓じまい」という、人生に一度あるかないかの重要な出来事に、あえて直筆手紙を送ることで相手の心に訴えかける効果があります。

ぜひ、本記事で紹介した墓じまいの挨拶状の例文(テンプレート)を活用してください。

そして、心を込めて手紙を送ってくださいね。


なお、下記記事で墓じまいとは?費用や手続き、トラブル3選などを解説しています。

墓じまいに失敗しないために読んでみてくださいね。

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